海ぶどう生産者のご紹介1
長崎 輝義(長崎シーグレープ)
今日は、宮古島で海ぶどうを生産してる長崎さんに、海ぶどうファンクラブが直撃インタビュー!
宮古島海ぶどう界のレジェンドでございます。
いつも美味しい海ぶどうをありがとうございます。
それでは早速いってみましょう
海ぶどうのことをぶっちゃげて聞いてみよう!
海ファン:海ぶどうの養殖を始めたのはいつ頃ですか?
長崎:えー、そうだね、17年くらい前からだね。
海ファン:17年!いやぁ、長いですねー。海ぶどうの養殖を始めたきっかけは?
長崎:そうだね、きっかけは長年勤めてた会社を退職して、プラプラしとったら、知り合いから、長崎さんは退職金もいっぱいあるだろうから、海ぶどうの養殖をやってみないかと勧められたのがきっかけだね。市の栽培センターで半年くらい研究して、そのあとにメンバー募って、海ぶどう生産組合を起ち上げたという感じだね。
海ファン:海ぶどうの養殖はどんなですか?
長崎:山あり谷ありだね。1月から5月まではエベレストの頂上で、7月・8月になったらグランドキャニオンの谷底に落とされて、そこから這い上がって・・・と、その繰り返しだね。
海ファン:大変な時期があるんですね。
生産者ならではのオススメの海ぶどうレシピを教えてください!
長崎:絶対美味しいおすすめの食べ方があるよ。
海ぶどうとシーチキンとマヨネーズを混ぜたら、もうこれだけで美味しいんだけど、海苔とご飯に入れて手巻き寿司みたいにしたら、もうおかわりの嵐よ。用意しといたご飯はいっつも、おかわりでなくなるよ。
いなり寿司をひっくり返して、混ぜたものをのせたら、普段小食の人でもびっくりするくらい食べるよ。これはほんとやみつきになるから、ぜひ皆さんにやって欲しいですね。
美味しそう!間違いないですね。海ぶどうレシピ、ばっちりいただきました!
再現レシピやらせていただきますね。
海ぶどうファンクラブになにか一言お願いします
長崎:えー、海ぶどうは、まだ日本人の3割くらいの人しか食べたことないと思うわけさね。残り7割くらいの人はまだ一度も食べたことないと思ってる。海ぶどうのおいしさは食べてみないと分からない。レシピは人それぞれがいろいろ考えて、工夫すれば、より美味しくなる。ぜひ皆さんにおいしく食べてもらって、周りのひとにもおすすめして、広げていってほしいと思ってます。
海ファン:ありがとうございます!素晴らしい!
長崎:えー、今から4~50年前くらいかな。内地の業者から海ぶどうを内地に出荷したいと漁協に依頼があったわけ。それで与那覇湾から海ぶどうを採ってきて、いざ発送しようとしたときに、なんて名前で出荷するか悩んだみたいさね。宮古島では方言で「んきゃふ」と呼んでて、誰も「んきゃふ」以外の呼び方をしらんかったわけさ。その時は海ぶどうが生えてるのは宮古島が一番北だったから、宮古島より上地域、ほぼ日本全体にまだなかったのさ。でも内地に出荷して「んきゃふ」って方言で言っても誰も分からないだろうからということで、その当時の漁協の人がいろいろ考えて、「海ぶどう」と命名して出荷したのが、海ぶどうの始まりであると。
海ファン:海ぶどうっていい名前付けましたね!
長崎:世が世なら、「海ぶどう」で商標登録して、宮古島以外では海ぶどうという名前が使えなくなってたかも知れない。しかしそのまま、海ぶどうという名前が全国に認知されてしまって、いまさら商標登録ってのもないかなっという感じで、今の沖縄特産の海ぶどうということになっております。
海ファン:面白いお話ですね!今日は貴重なお話ありがとうございました。
長崎:ぜひ、1人でも多くの人に海ぶどうを食べてほしいですね。ありがとう
長崎さん、本日はお忙しい中、ありがとうございました。
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